ボディーケアで開けた令和2年

どうも腰にも背中にも痛みがあり、堪らないのでボディーマッサージに行った。毛むくじゃらのおっさん整体師には閉口したが、効き目は確かにあった。マッサージ後、サウナでたっぷり汗をかき、シャワーでさっぱりしてから帰ってきた。日本は正月なので仕事は休んでのんびりしているが、イスラム世界では1月1日のみ祝日であり、本来2日は仕事である。そう言えばロンドン駐在時代は、2日は出社していた。働き方改革で日本もだいぶ労働時間が減ったようだが、その分給料も減っているようで、皆んなで貧乏になろう運動かとも感じている。そして副業時代だという煽り記事をよく見る。投資誘導の後は、日本は副業ですかなのだが、まあ庶民を騙そうという新手に過ぎないように見える。自分の本業で稼げないなら、その仕事は終わっているのだ。その内、なくなるビジネスである。よく介護の仕事は割に合わないと言われるが、老人の数は増えるので、その中で富裕層向けの介護に特化して貧乏人は無視すれば、新たな展開があると思う。そもそも貧乏人には医療を提供せずに自宅や路上で死んでもらい、医療費や年金を削減し、死体のみ行政がサービスとして火葬場で焼いて捨てるという割り切った世界になれば人としてどうかとは思うが、財務省としては良いのだ。実際多くの貧乏人が、金がない故に親族の見送りもなく、火葬場で行政により、焼かれているのだ。金のない老人には死をと言わんばかりの情報というか警告が、世の中に満ち溢れており、更に政府の財政負担も限界だと言うのだから聞く耳持たない人間を振り落として行く世の中を自分は想定している。努力しても必死に足掻いても、そして何も悪くないのにどうにもならない事は確かにある。それでも時代は金を稼ぐこと、即ち価値を生み出すことが出来ないなら人も会社も死を賜る時代なのである。それが分かっていて諦めて何もしない、出来ないなら、自ずと結末は見えている。個人が分断された令和の時代は平成の時代より、さらに厳しい時代になるだろう。勝ち組、負け組といった甘いものではなく、生き組と死に組に分かれて行くような哀しい時代になる予感がしている。せいぜい元気で出稼ぎに精を出すつもりの令和2年の幕開けである。
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