お呼ばれで豚しゃぶを楽しんだ!

週末土曜日、全面エーゲ海を臨むアパートに住む取引先の現地所長に招待され、日本から持ち帰ったというしゃぶしゃぶ用豚肉でしゃぶしゃぶを楽しんだ。白菜に豆腐も手配してあり、海外での出稼ぎ者には大変有難く、晴れの中、景色も最高で久しぶりに週末を楽しんだ感じである。勿論、非正規出稼ぎ者でも手ぶらで行くわけにはいかないので、ボルドーの格付ワインを持参したが、このクラスのワインを飲んでしまうと地元のワインが進まなくなる。まだ40本程度テラダのワインセーラーにボルドー五大シャトー始め、高級ワインを眠らせているが、年金生活に入ったら、大事に楽しむつもりである。貧乏老人には、とても手が出ないからだ。出稼ぎ中の現在、いつもは現地のワインを美味い美味いと自分を誤魔化して飲んでいるが、やはりまだまだ差がある。しかし、そんな生活も稼ぎがあるから出来るので、年金生活となれば、週末の楽しみといったところになると思う。昭和30年代の幼少期の生活が、年金生活といったイメージで生活設計している。何せコロッケさえ贅沢で庶民は長屋に住み、ハムカツにオカラ、そして食パンのミミを揚げ、砂糖でまぶしたオヤツを食していた時代だったのだ。住むところさえあれば、このレベルならば年金で暮らしていけるだろう。あの当時、テレビさえ庶民には高嶺の花だったし、自家用車なんて夢の世界だったのだ。ということで夢から覚めたと思えば良いのだが、人間そう簡単に生活レベルを下げられないとメディアが庶民を脅し続けている。人の不幸や苦しみは蜜の味を地で行く彼らの言うことに惑わさせられないように鴨長明よろしく質素に暮らしていきたい。

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