小綺麗にしないとね!

爺いと言えども、とにかくまだ働いているので、小綺麗にしないとならない。シミや老人性イボのケアは必要だし、頭髪も見目を良くしなければならないだろう。となると、それなりに洗面所にいる時間が長くなる。人生100年時代などと言われると61歳の自分などまだまだだと思えるが、老人ホームや病院でとにかく生きているといった方々を見るにつけて考えてしまう。生きていれば良いのか?その為に今まだ元気な時に我慢し、必死に節約をしてお金を貯める必要があるのかと言う事である。出稼ぎ中は、企業年金は、手付かずで残るし、何も無理して貯金する事が、善なのであろうか?大分メディアに影響されて老後不安に陥っているが、心配してもキリがないし、自分と近い家族とで肩を寄せ合ってやって行くしかない。橘玲さんは、1億円の安心感を言われるが、自分は公的年金保険料で会社分と合わせて4千5百万円を払って来たし、今も払い続けているのに加えて1億円は、サラリーパーソンには、なかなか難しい。年金保険料がなければ、達成可能なのだろうが、となると会社員ではなく、これからは個人事業者として会社で働き年金に依存しないという選択肢もあって良いだろう。ただ最早自分の時代はほぼ終わったので、定年から年金生活に入るまで出稼ぎをやっているわけだが、その稼ぎを預金に回すことが本当に良いのかとキャッシュフロー表を眺めながら悩ましいというか狂おしくなっているのだ。オークラのウエリントン風パイ包みをシャトーパルメと共にたまの週末にはホテルに滞在してゆっくりと食したい、まだ胃袋も元気なのだ。それに現役時代は、当たり前の事だったのだ。稼いだら楽しむをモットーに生きてきたが、定年となり、不安になって出稼ぎに出て来ているわけだ。一方で90歳を超えてヨボヨボになってからでは、オークラもロブションも久兵衛も、あり得ない話だろう。第一、見た目だって汚らしくなっているのだからお店としても迷惑だろう。さていつまで元気でいられるか?そして、いつから老人ホームに入るかを自分なりに考えるしかないのだろう。メディアに脅され、人生の楽しみを無駄に捨ててはならない。

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