2019年の年の瀬

定年後、日記を書き始め、ぐたぐた愚痴を書き連ねているうちに気がつけば、海外で出稼ぎに出ているわけだが、オリンピックイヤーの2020年は海外にいることになった。定年時は予想もしていなかった事態である。年収が半分になったが、今年はそれでも企業年金分は預金することが出来たし、持株会の株も少しは積み増せた。まだ出稼ぎの効果は目に見えて来ないが、テロ地域では夜の繁華街に出ることはないので大きな出費もない。一年後、どうなっているか?まあそう気張らずに過ごしていきたいのだが、そうもいかない感じである。それに自分が、65歳になる頃には、年金支給が70歳からになっている可能性も高いが、一方で企業にも雇用努力が求められることになろう故、先を見据えた昨今の企業による早期退職募集ラッシュなのだろう。40歳台での退職勧奨は誠にお気の毒と言うしかない。世の中、才能があり、更に運にもに恵まれて成功出来る人は、ごく一部であり、自分のような凡人は世の中の仕組みの中で、それなりに頑張って生きるしかないのに、40歳台でご苦労様でしたと企業から投げ出されたら、堪らないだろうし、ましてや家族や子供がいたら大変なことになるだろう。これらの動きは、いよいよ雇用の流動化であり、裏を返せば、労働者の完全非正規化であり、日本型雇用システムの破壊である。特別な能力を必要としない仕事は、外国人労働者どの競争にさらされ、賃金が下がり続けるだろう。会社は、必要な能力を持った人のみ正規雇用し、残りは非正規になる。賃金格差も大きくなり、生活レベルも違うものになるだろう。大変な世の中である。自分も、65歳まで残り4年、苦しいが、新たな言語に挑戦している。人口が多く、若者比率も高い発展途上国では、この先、20年程度は経済成長も続くだろうから、仕事もあるだろう。とにかく元気で生きていたら、働く場は確保して置かなければ、凡人に生きる場所はないだろう。宮台さんに馬鹿で三流とカテゴリー分けされている自分などは、それなりに努力しないと生きていく場所はないのだ。ただ無駄な努力をしても意味はないので、生きる場所を得るためにやる努力を見極めなければならない。それが、自分にとってはテロ地域への出稼ぎであり、現地の言語の習得なのだ。英語、仏語を習得した経験から言って、言語は馬鹿でも習得出来る。やる気と場数だけである。才能など不要である。それにしても英語さえまともに話せない政治家の低レベルを見るにつけ、日本の将来には期待を持ちようがない。日本にもカリスマ的な超人独裁者が必要なのだろう。
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