ディープステートって何?

元旦、馬渕大使の年末対談をユーチューブで見ていた。そう言えば、40台の課長時代ロンドンシティーのNM Rothschild銀行を訪ねた。若いスタッフは別にして所謂部長以上の幹部の名前はユダヤ人によくある名前だった。美術館のような事務所にさりげなくボルドー五大シャトーのワインが置かれていた。欧州在の大企業の資産買収に向け、メディアに気づかれる事なく進める為、ロスチャイルドを起用すべく訪ねたわけだ。一方でロックフェラーのエクソン本社はダラスにあり、会社トップの鞄持ちで訪問したのも課長時代の話である。その後、エクソングループの一社と中国で仕事をすることになった。確かに彼等には力があったが、さりとて広瀬さんの本にあったように世界を牛耳っているようには見えなかったし、ウオール街やシティー投資銀行各社にしてもディープステートを構成しているとも思えなかった。ハーバードにオックスブリッジ卒でMBAや院卒がごろごろいたが、宮台さんが指摘する私立のエレベーター三流大卒の自分には彼等の凄さと悪どさが見えず、どうも鴨葱だったのだろう。ただ自分は運だけは良いので、馬鹿だが、必ずしもやられたわけではないが、日本官民連合全体からすれば、惨敗である。東大卒も大した事はない。平成を通じた日本経済の没落は事実であるが、それがディープステートの意思であったとは、馬渕大使の指摘があるまで、全く見えていなかった。確かに自分のサラリーパーソン時代は、物から金への移行期だったのだろう。金融が世界経済を牛耳っているわけだが、現在は紙幣から電子マネーへ急速に動いており、この電子マネーの世界を誰が制覇するのかで、この先の世界地図も変わりかねないと思う。物の世界で働く人々は、益々貧しくなり、マネーの世界に生きる人々に支配される事になるだろう。物の価値は、どんどん下がり、マネーを持つ者が、勝利する時代になる。とにかく生き残る為には物を出来るだけ持たない事だ。物の価値や労働の価値はデフレで下がるのだから、金を持っているだけで良い。銀行や証券会社の商品は買ってはならない、儲かるなら彼等自身が投資するからだ。経済評論家と称する輩の話も聞いてはならない。彼等は、それぞれの業界の手先であるからだ。可愛い娘ちゃん、ハンサム君を集めて、人々を誘導し、真実を歪めている既存メディアは、無視するに限る。また日本の新聞なぞ読んではならない。2008年以降、日本のメディアからは、おさらばしたが、全く困る事はなかった。労働の価値が低下する中、定年後の嘱託勤務で下がった収入を補うための海外テロ地域への出稼ぎであるが、手取り保証で税金が会社負担となるのがメリットなのである。とにかく外食はせず、物も買わないようにしたい。

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