うるう年の彼女！

２月２９日の土曜日、雨の予報だったが、早く雨も上がったようだ。といっても彼女は実家に帰ってしまったし、今日は洗濯にアイロン、買い物と来週の料理の仕込みと家事に取り組んだ。日本には当分帰れなさそうなので、日本米は残してトルコ米で凌がないとならない。昨晩は後輩に捕まって久しぶりに飲んでしまった。２月は７日間、飲酒したことになった。ここ１０年こんなに酒量が減ったのは初めてであるが、だいぶお腹周りがスッキリして来た。やはり酒は太るもとらしい。後輩は海外駐在が長く、独身５０歳、結婚経験なしで小金持ちであり、アラフォーにしたら狙い目だと思うが、本人は勿論若い娘、それに当地の女性に目がいっている。ただ真面目に結婚も考えているようでモスレムになれるか、なってしまって良いか考えている、どう思うかという相談だった。自分は今の彼女というか女友達と男女の仲となり、出来てしまったら躊躇いなくモスレムでも何にでもなるし、酒を飲まなくとも豚肉がなくともどうでも良い。彼女に溺れるだけだ。どの位続くかはわからないが、健康寿命ももうすぐ終わるだろうから、本当に彼女が最後の女性になるかもしれないと答えると、目を丸くして、えっいつの間にそんな彼女なんて出来たのですかと唖然としている。それに３０歳も離れていると言ったら、叫び出しそうになって震えている、それって犯罪ですよと。いや未成年ではないし、まだ友達だし、立派に働いているサラリーパーソンだと説明したが、そんな言い訳、世の中が世間が、そして私も許しませんとほざいた。もし本人同士が良ければ、放っておいてくれと思うが、やはり事実を明らかにすると騒ぎになりそうだ。まあ漏れるだろうが、堅く口止めをした。自分としては腹が固まっているが、若い彼女は違うので、いつでも別れというか関係解消を受け入れるつもりだ。後輩の反応を見るにつけ、そう覚悟せざるを得ない。しかし、世間とは堅苦しいものだ。自由なんてないのかもしれない。