チャリンチャリンビジネス

大きく儲からなくとも、安定的にチャリンチャリンとお金が落ちるビジネスチェーン構築を目指して働いているのだが、当たり前ながら、そんな簡単な話ではない。昨日も国営独占企業の幹部と面談していたのだが、まあ何しに来た的な対応であったが、先ず一歩を踏み出す為には、ひたすら下手に出て耐えるしかない。過去の経験という引き出しをフルに使い、話を繋ぎ、付け入る隙を見つけることが鍵になる。今や一兵卒であり、地べたを這いずり回ってやるしかない。それが出来るかどうかで勝負が決まるというか自分がここにいることが出来るか決まるのだろう。日本で子会社の役員として迷惑がられながら、捨て扶持をもらい、ただ部屋に座っているよりは、肩書きはないが、自分としては、よっぽどマシな境遇であると思っている。とにかく若手は、自分の後ろに隠れて言いたい放題であるが、自分で交渉しないので知恵は付いても交渉力は全く付かない。いつまでも年寄りの自分に頼りきりである。一方で上から目線で指示をするだけで仕事をしたと思っているようである。交渉したのは現場の年寄りでも、作戦を考えたのは自分であり、全ては自分が貢献したからという話を作り上げ、その結果、評価され、たんまりとボーナスを貰うという構図である。自分は出稼ぎ非正規の底辺であり、ボーナスはないので、口を挟む余地はないが、何かスッキリとはしない。文句を言えばだったら辞めてくださいよとなるのはわかっているのでひたすらに我慢である。まあ仕事があるだけ感謝して、黙って指示に従うしかない。失敗すれば、全てこちらの責任であり、切られるだけの境遇である。65歳までは何とか堪え忍んで、仕事を続けるしかない。それが現実なのだと思っていたが、どうもやはり70歳まで働けるようで、だったら彼女と家庭を持ち、ここで死んでも良いような気がして来た。それなりの資産も残してやれると思う。ただ彼女の気持ちは良くわからないが、良い年をして、どんどん惹かれて行くのを止められない、困ったものだ。

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