ブラック彼氏!

堀井亜生さんに拠れば、今不倫で話題の東出さんはブラック彼氏なる見た目だけ誠実そうで口数が少なく何事にも曖昧卑怯などうしようもない男と定義され、世の中この種の男がモテるそうである。杏さんも分かっていて結婚すれば変わるだろう、子供に恵まれれば家庭人になるだろうと期待して、過去の女性遍歴や女好きという噂に耳を塞ぎ結婚したのだろうと堀井さんは言う。となるとブラック彼氏だけが悪いというより、本質的に倫理観に欠け、女にチヤホヤされるだけ、自分の意思も希薄で、ただただ女遍歴を重ねる男に惹かれる女も悪いのだ。女も捨てられたくないからこそ、男の浮気や女性遍歴を指摘出来ないということになっているようなのである。おそらくそうしたブラック彼氏も30代辺りまでまだ良いのだろうが、40、50代になった時に見た目だけ誠実そうなだけで中身のない浮気男が、モテ続けるのだろうか?その時初めてブラック彼氏は、世の中の厳しさにぶつかるのではないだろうか?人間そう簡単には変われないので、ブラック彼氏の末路としては悲惨な人生に落ち、一人淋しく死んでいくとなれば皆さん納得するのだろうが、そこも切り抜けてしまうのが、本当のブラック彼氏なのかもしれない。だとしたらそれはそれで凄い男なのではないだろうか?家庭があれば、普通は風俗で簡単に気晴らしするか、銀座などで飲んで気に入ったホステスさんとの疑似恋愛で満足して家庭に帰って行くわけだが、ホステスさんも仕事とはいえ人間であり、偶には間違いも起こるのだが、それも商売のうちと割り切れる女が長く銀座などの夜の街で生きて行く人達なのだと思う。自分もだいぶ遊んで貰ったが、時にはアルバイトの素人さんがいるので、女の方が本気になってしまうと不倫になってしまうことがあるのだ。男としては相手はプロだからと思って必死で口説いて同伴をしたり、アフターで夜を一緒したりして付き合うわけだが、本気で好きだと言われてしまうとたじろぎながらも、据え膳食わぬは何とやらという意思の弱い男が普通である。この辺は、男は単なる動物である。脳科学者の中野先生も脳がそうなっているのだからしょうがないと指摘する。とは言っても東出さんのように、なかなかブラック彼氏にはなれないが、夜8時前の銀座には多くの疑似恋愛を楽しむ男で溢れているのである。家に帰ってくるなら仕方ないと女が思っているのかは、定かではなく、人それぞれなのだという感じである。女も自立していれば、さっさとそんな男とは別れるのだろうが、稼ぎがあるならと目をつぶっているのか、やはり生活が一番なのかなあと思う。いずれにせよ、やはり銀座は夜のドリームランドである。

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