出稼ぎの日々に女はいない、色がない日々!

今週も中東ガルフから木曜日の深夜に移動する。明日はイスラムでは休日だからだ。金曜日の朝に戻れるので金曜日は仕事が出来るのである。土曜日にガルフに戻り、日曜日から仕事をすれば休みなく稼働出来るのである。今晩はガルフでペルシャ風のケバブサフランライスで頂いた。酒も飲まずに5千円はお高いと思う。ただ昨日は出張手当を使っていないので赤字にはならなかった。昼は現地の石油会社に多国籍料理なるレストランでフュージョン寿司をご馳走になったが、もはや寿司と呼べるようなものではなかったが、好意は受けねばならず、頑張って食べ、せっかく昨日は腹を空かして寝たのに元の木阿弥で腹が出ている。残念である。夜は夜でサフラン、それもバターライスとしてしまい、救いようのない太鼓腹である。明日の夜も社内接待のような自腹の会食であり、それまでは断食しなければならない。自腹で酒ありにて1万円は覚悟せねばならず、非正規出稼ぎ人には辛い金額である。彼女との逢瀬もなく、娘に付き合うこともなく、銀座がないだけお金が貯まる筈だが、何の為に頑張っているのか、分からなくなっている。今はメル友の彼女とどうにかなるのか、先の事は分からないが、メル友とのやりとりだけが、今の楽しみである。いずれにせよお金はかかっていない。彼女とは半年も会っておらず、彼女と言えるのか、分からなくなっているが、別れるつもりはないそうで、なんだか良く分からないが、好きにしたらと他人事のような言い草になってしまう。だって半年も会わなくても平気なんて彼女と言えるのかと自分などは思ってしまう。娘からも散発的に殊勝なメールが来るが、底意は見え透いているので、当たり障りない返事をして、お金を送るとは言わないように我慢している。今や立派な社会人自立してもらわないと困るし、さっさと新しい男を見つけてもらいたいと切に願っている。と言うことで女性が側にいなくとも何とかやっていけそうである。則ち、お金も貯まるということである。

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