トルコ絨毯買った!

週末を使って日本語ガイド付きカッパドキア観光に出かけた。素晴らしい自然の景色に圧倒されるとともに絨毯工房で絨毯を仕入れた。アパートのリビングに敷く為である。絨毯があればリビングで寝そべりながら、本も読めるし、テレビでネット番組も楽しめる。部屋の見栄えも少しはまともなものになると言うものだ。さて、絨毯を如何にして買ったか。最初は工房を見学、縫い子の先生による実演を見る。それから絨毯の説明を受けた。それから商談であるが、最初は値段に関係なく、どんな絨毯が良いかイメージ作りの為、いろいろ出してもらい、見て、触って、歩いて、座り込んで、感触を確かめるもんだそうで自分もひと通りやってみた。さて柄と大きさのイメージを得たところで、絞り込み、5枚程度の候補に付き、値段の提示を受ける。30万円から2百万円までいろいろである。まあ普段使いであり、腹の中の予算は20万円以下と決めていた。絨毯は値段がないというか日本人には難しい世界である。手織りの保証はあるが、質は分からない。あくまで自分の好みと感覚に頼るしかない。最初は2割引の24万円、これでは予算オーバーなので帰ることにした。帰りかけると、社長なる人が出て来て、日本人には是非ペルシャでなくトルコ絨毯が素晴らしいことを知って欲しいとのことで3割引の21万円となった。ただまだ予算オーバーである。どうしようかと思いながら、別の絨毯も見て、比べながら、質に付き質問した。その熱心さに打たれたと4割引の18万円と予算レンジに入ってきた。では買うかとこちらも真剣に商談に入った。ここからが勝負である。うーむと悩むこと5分、やっぱり次回にするかとジャブを打つ。持ってけ泥棒と出し値14万円、更に動かず、悩み続けると、13万円、ここで目を見開き、13は不吉だから買いたくないと返す。そして12万5千円。

カード払いで円精算ならと初めて、こちらから条件提示をした。待つこと1分、ディールダンとなった。これでも交渉負けしたと思うが、まあ絨毯そのものは気に入っていたので不満はない。残った予算で綺麗なトルコ石や陶器のワイングラスも買えたし、大満足である。

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