憂鬱な土曜日

2週続きで土曜日から出張である。イスラム教の国では日曜日から仕事なので明日は仕事である。金曜日の夜まで働いての出張なのだから、誠に出稼ぎブラック稼業なのである。これから空港に向かい、ラウンジで軽く夕食を取り、流石に本来は休日の土曜日なのでワインも少々頂いてフライト中は寝ているつもりである。昨日は現地財閥系の大学付属研究機関の会議に出たが、英訳同時通訳は付いたが、全て現地語で、ほとんどが現地人であり、仲間で集まり、盛り上がりと要は忘年会のような雰囲気であった。こちらは2015年から出張で通ったものの、駐在は今年の10月からの新参者であり、知った顔はいくつかあったが、所詮は部外者であり、ブレイク中はぽつねんとしていた。話しかけて来るのはコンサルと称する禿鷹であり、自分を鴨ネギと思っている相手に対応するのも面倒くさかったが、そこは大人の対応に終始していた。兎に角、ああいうところで親切そうに話しかけて来るのは、商売であり、気をつけなければならない。あの手の人種は、金が取れるとなれば、しつこく、言いがかりも得意であり、ウブな日本人は本当にカモなのだ。しかし、温暖化ガスの作り出すムードは異様な様相を呈して来た。国産リグナイト、所謂環境に最悪な石炭、を標榜する国で、天然ガスも石炭と同じように扱うような雰囲気なのだ。大気汚染すらまだ問題なのに、炭化水素悪玉論をぶらないと国際世論に反するという流れはおかしい。欧州の戦略、有色人種は貧乏のままにする戦略に追随してはならないのに、日本のメディアは、グレタ嬢礼賛である。貧困が大きな話題となる日本は、明らかにおかしい。白人の手先とならざるを得ないのかもしれないが、日本のメディアは敢えて言えば国賊であり、白人に魂を売ったとしか思えない既得権層の汚なさも浅ましいばかりなのに何も言わない日本人はおかしいというか馬鹿なのだと思う。日本における貧困は自業自得である。

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