昔話しに花が咲くも老後はひたすら暗い!

学生時代の音楽仲間と久しぶりに集まった。北海道在住の男が姪の結婚式で上京するとの連絡があり、急遽声がかかった。昨晩帰ったばかりで、体調は今一つだったのだが、数年に一度の事であり、赤坂見附の九州料理の店まで出かけてきた。サラリーパーソンとしては上司と反りが合わず、言いたい事を言ってうだつが上がらなかったらしいが、今は中小企業診断士として独立している。また組合活動をし、ヒラのままだった男もいるし、上司と喧嘩し、定年で会社を移った男もいる。自分はひたすら耐えた会社人生で非正規嘱託となり、かつての部下が上司でも我慢の生活を送っている。おそらく年金はただの税金だったと国が言い出す事が分かっているので大企業は庶民の老後の年金を押し付けられたらたまらないという事が真意だと思うが、終身雇用制度は持続出来ないと言い出した。となると自分など将来生活が成り立たなくなるので仕事がある限り、耐えに耐えて働かざるを得ないし、誰に対しても腰低く仕事を貰わなければ生きていけなくなるだろう。それにしても、会社負担額を合わせれば4千万円以上も負担してきたのに、年金はゼロとなれば国家的詐欺であるが、政治家、官僚、富裕層は、庶民など本音では眼中にないので平気で死ぬまで働けという流れをマスコミと共謀して作り出している。こうして庶民は潰され、上級国民だけに許されるのが、老後ということになる可能性が高い。こんな人生終盤だが、現実を受け止めながら、慎ましく生きて行くしかない。

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