何気ない1日、1日のリズム

毎朝4時半に起きる。まずは排便、排尿をする。それから浴室に向かい、急所を洗い、身体を洗ってから湯船に浸かる。至福の一時である。追い焚きが終わって汗も吹き出して来たところで湯船から出てハイドロ5で髭を剃り、顔を洗い、さっぱりする。タオルで身体を拭きつつ自分の部屋に向かい、おはよう寺ちゃんを聞きながら身仕度をする。朝はお湯を沸かし、麺を投げ込み、スープの基で軽く味を付けたら頂きますである。それから前夜の残ったご飯とおかずでささっとお弁当にしたら出勤である。6時5分家を出て会社には地下鉄に座って行く。1時間ほどで到着、7時15分から業務を開始する。1日の仕事の段取りは地下鉄に座り、うとうとしながら考えているので、早朝の静かな事務所で手際良く片付ける。後は呼ばれている会議に出て必要な時だけ後輩達にアドバイスする。最近は海外駐在員も入った電話会議も良くある。昼は自席で弁当をつかい、お茶で一息ついたら、やおら仕事を再開し、午後3時半に退社する。会議や会食がある時は残業となるが、その分は他の日の業務時間に充当し、半日で退社したりする。定年前は長く海外駐在であったし、定年の年はライン職を外れたので確定申告は不要となり、今年からは、更に年収が減るので、それなりの働き方をしているわけだ。今年に入り、夕方5時前には帰宅しているのでワインバーに寄ることもなくなり、珍しくゆっくりとした時間を過ごしている。海外駐在時は富裕層地区の分不相応な部屋に住み、それなりの社交や旅行も経験させてもらった、そんな日々を通じて上流階級との格差が今更埋めようもない程開いていることを実感すると自分が貧乏人のように感じられたが、いまだに極東の裏通りながら日本に帰任し普通の生活に戻り、緊張感なく自然に暮らせるのは有難いというかほっとしている。金曜日の夜は好きなワインをゆっくり楽しむ。ワインはテラダのワインセーラーに良いものは預け、普段飲みのワインは自宅の小さなセーラーに入れている。土曜日は買い物等で外出をし、日曜日の昼はワインを痛飲してうたた寝をする。夜は軽く食事を取り、月曜日に備えて読書などして静かに過ごす。新聞は読まず、テレビは見ないが、ネットで情報にはアクセスしている。誠に平凡な毎日であるが、これが定年後の生活というものだろう。まだ半分くらいはサラリーマンなので来週日曜日からは2週間程出張となる、となると違ったリズムで日々を過ごすことになる。今年も100日は出張することになるだろう。出張時の生活のリズムの作り方はまた別の機会に書いてみたい。
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