2019年1月

1月は引き続きカード支払いが可処分所得を上回り、実質は赤字が継続したものの、四半期毎の企業一次年金がスタートしたので漸く黒字で締めることが出来た。2月は殆ど出張になりそうなので給料ベースで黒字に持っていきたいと思う。まあ1月は新年会とお年玉で散財したが、自分自身は一人でふらりのワインバーにも行かず、出張用の下着をバーゲンで新調したくらいで無駄遣いはしていないのに実質赤字であり、極めて遺憾と言わざるを得ない。早く現役の気分を抜いて人に良い顔をするのをやめなければならない。それにしても身体以外は有力な資本を持たない庶民は定年まで働いても質素倹約に努めないと老後に向けたささやかな資産さえ築けないものだと今更のように感じている。自分のようにホテルで週末を過ごし散財し、銀座赤坂六本木で飲み、ホステスに遊んでもらってその場その場では楽しい思いをしたが、手元には億に足らない数千万円の現金と株券に保険証券しか残っていない。仕事もオフも楽しく過ごすことを信条にし、金を残すより人生楽しめる時に楽しむということでやって来たが、老後を迎え、些かたじろぎ、キャッシュフロー表なんぞを作り、入出金を管理する生活を始めたわけだ。会社も少しは考えているのか定年前に研修もあり、この先の生活を見据え厚生年金が最悪破綻する場合の資金計画もそれなりに作ったので、平時が続くようであれば、そう心配せずに暮らしていけると思っている。我らが世代は本当に恵まれている。ただ日本経済が戦争を含む地域紛争に巻き込まれ破綻する、即ち円が再び紙屑になるリスクは中国共産党が独裁を続ける限り、それなりの確率であると思っており、その場合は爆撃で死んでしまう方が幸せだろう。まあ老人兵でも兵站くらいは担当出来るだろうから志願して死ぬのが良かろうなどと書いている自分は冬ながら快晴の空の下、ベランダで日光浴をしているのだから馬鹿丸出しだ。しかし、日本でも昔は米騒動のような庶民の暴動があったのに今日はこれだけ格差が叫ばれても本当に静かなものだ。世界を見渡すと各国の中央銀行が昨年は金現物の買い増しに動いており、為替市場は方向感の見えない状況が続くのだろう。個人的には日本の不動産市場の先行きに注目している。オリンピック、緑地法期限到来後に不動産市場が急落すると思っている。不動産関係者は価格は下がらないと必死に高値マンションをサラリーマンを脅しながら売り込んでいるが、賃貸物件の空家率も上昇しており、当面賃貸で様子を見るべきだろう。自分自身は2023年前後に東京都の外れに土地を購入して老人用の平屋の家を建てるつもりだ。後は更に犬を飼い、土いじりでもして慎ましやかに暮らしたいと思っている。写真はポメラニアンのリッキー、1才である。

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