こころの支え

日本は15日迄は自宅勤務の由だが、当地でもそんなことになったら、アパートで完全に孤立してしまう。二週間も誰とも会話せずにアパートに籠っているなんて事になったら大変だ。毎日彼女に電話で良いから5分付き合ってとか真面目にお願いしなければならないだろう。と言うことは、この地では彼女以外、支えになる人がいないということなのである。結構やばい状況になっている。普段なら見えないことなのだが、状況が変わることで見えて来ることがある。立て直さないとならないのだが、その道が見えない。出稼ぎに来たはずなのに、その目標を失ってというか、良い年をして彼女しか見えない。一体何が起こったのか自分では全くわからない。声を掛けられる前はこんな感情はなかったのだから尚更なのだ。この地で彼女が欲しいなんて思っていなかったし、たまに日本に帰って銀座で飲むかくらいしか考えていなかったのに今は、この地に残るかなんてほざいているのだ。人間はひとり死ぬのだ。孤独と向き合わなければならない。今は苦しいが、苦しみの中でもがく時なのかもしれない。

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