セクハラ撲滅セミナー

会社で開催されたセクハラ撲滅セミナーに出席した。酒席とか如何なる時でも、ジッと見つめたり、触ったり、抱きついたりする事がダメなことは誰でも分かるし、上司とか親会社の立場を利用して、業務外で食事に誘ったり、休日に映画に誘ったりする事もダメな事は分かる。セミナーが進むと、性別を理由にした業務分担やジェンダー問題に触れる事もセクハラに繋がるとのこと。社員同士、家族でも、恋人でも、友人でもなく、ただ働く場を同じにするだけであり、仕事での協働作業を個人的な感情に置き換えてはならず、要するにロボットのように仕事をしなければならないそうである。会社は大家族というイメージを持つ昭和のサラリーパーソンである自分には、納得し難いところがあるが、それが時代というものである。何しろ、ちゃん付けで呼ぶことさえ、相手がセクハラと感じ、訴えられれば、法により罰せられるのだ。男同士性的な話題をするのを横から女性が聞き、不快であると訴えれば、これもセクハラである。社内の女性でも男性でも恋愛感情を持つことはストーカー行為にも繋がる。大変な世の中になったものだ。なのでセミナーなど受ける前から自分はなるべく社内では女性と口を聞かないようにしているし、現役時代の秘書とも連絡も取らない。仕事以外の関係は持たないようにしてリスクを避けている。61歳の爺いなど女性社員にしたら汚らしいだけだろう。社内の歓送迎会でも女性からは離れた席に座るようにしている。年寄りでも役員がチヤホヤされるのは純粋にその地位によるだけだ。その反動で夜の街では無茶苦茶やって来たので、社内の顔と夜の顔にはかなりのギャップがあると思う。弁護士に後始末を頼まざるを得なかったこともあるし、金を払っているんだし、夜の街のプロの女性なら、まあ法に触れない限り、何をしても良いと思って来た。まあ向こうも思わせぶりな態度をするし、金払いが良く店では紳士で限り、モテるのである。そうしていると、たまにはアフターで間違いが起こるのである。プロの女性を追いかけていれば、先ずはセクハラのリスクはないが、金がかかり、貧乏な老後になっている。ということでまだ働いている。ただもう銀座には顔を出すこともなくなっている。

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