砂漠で過ごす週末

砂漠の国のリゾートホテルで週末を迎えた。休みの朝なのでゆっくりとバスに浸かり、それからやおら朝飯を食べている。湾岸地域は夏休みに入っており、家族連れでホテルも賑わっている。今日も40度になるだろう、太陽が痛いくらいに輝いている。散歩も出来ないし、ビジネスセンターで仕事をするくらいしかやることがない。本当に貧しいサラリーパーソンである。現地の所長からはいつでも車を回すと言われているが、とても外に出る気にならず、少し仕事をしたら、部屋でのんびりするしかない。さて今砂漠でのんびりしている自分は定年後も働いているわけだが、定年後の仕事は総じて年収4百万円以下だそうである。えっ、たったそれだけ?と思う。流石に会社もそんな待遇でモスレムのジハード戦士が跋扈する地域に行ってくれとは言わないのだが、こんな待遇で仕事するのかと今の給料には不満しかない。ただ制度が変わるには時間がかかるから、この待遇が嫌なら辞めるしかない。会社は貧乏な非正規嘱託社員はそう簡単には辞められないことがわかっているから、嘱託社員が会社に何を言っても無駄だろう。黙って働くしかないのだ。貧乏人はつらいよ!

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