そんなに煽らなくとも、そんなに薄ら寒いのか?

大手企業下層社員による就活生暴行事件に感じる薄ら寒さってことから、やはり格差に結びつけ、庶民の怒りを煽っている記事を読んだ。自分も大企業と言われる会社に勤めてきた、今は定年後の嘱託として働いている。一部に指摘されても仕方ないような輩もいるが、普通の社員は、皆別に偉そうに上から目線で仕事をしてはいないし、選ばれた人間だなんて気持ちで生きているわけでもない。金持ちの子女子息がある程度はいるので誤解を受けるのかもしれないが、大手企業に勤めていたって大半は満員電車に毎日揺られ、住宅ローンに子供の学費を払う為、日夜奮闘しているサラリーマンに過ぎない。若い勘違い男を管理監督しない会社や組織はどういうつもりだということだが、会社は学校ではないし、資本が要求しているのは突き詰めれば利益でしかない。今回の話だが、そもそも採用面接でないのだから、先輩社員との面談は単に情報収集に過ぎないし、ネットでマッチングして会うこと自体がおかしい、社員側が一義的には悪いが、学生側もおかしい。そもそも何故、夜なのか、更にはどうして酒を飲んだのか、甘言を用いたとしても、それが採用に影響するなんて思う方がおかしいし、企業側の指導を指摘するなら大学の就職事務室も何を指導しているのだろうか。またこれが就活生でない下級生だったらどうなんだろうか。特殊な個人を大企業の若手と一般化しているが、自分はそんな最低限の倫理観も持ち合わせない人間とは付き合わないし、突き放し、親身な指導もしない。無駄だからで、辞めてもらって結構なのである。実際最近そんな若手は直ぐに辞めて行く。若手は大企業社員が特権階級なんて思ってやしない。記事のケースは、辞める前に起こってしまったが、斯様な輩はどこかで必ず問題を起こす。上下の問題というより、日本人が劣化しているだけなのだ。
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