たまにはホテルでゆっくりしたい!

シーズンオフのサービスの由で無駄に広い部屋に一人宿泊中だが、頭を休める為にもたまにはゆっくりしようと今日午前中はホテルのプライベートビーチで休んでいる。気温23度、晴れ曇りで小鳥のさえずりと微風が心地よい。水着を持参していないのでジャグジーを楽しめないのは残念だが、朝から広いバスタブに浸かり、たっぷり汗をかいたので良しとしたい。遅めの朝食もゆっくりとまた十分に楽しんだ。こうしていると一瞬金持ちの気分だが、合計三十数年の海外での仕事がなかりせば、知らずに済んだ世界でもある。資本家のしもべであるサラリーマンも仕事の選び方次第で海外留学も可能で外国語も学べるし、少しは贅沢な気分を味わうことが出来る。仕事をきちんと選べば衣食住に困ることはないし、老後もマスコミがシニア世代を脅しに脅しているが、まあまあ安泰である。会社は毎年安定的に採用しているし、今の若者だけが不利益を被っているというのには違和感があるが、目くじらを立てて自己責任論を展開する必要もない、競争はいつの時代にもあるし、貧困もいつも存在していたはずだ。確かに受験テクニックはお金がないと学べないと思うが、障害がない限り、人間としての学びは誰でも出来る筈だ。また働いて夜学の道だってあるし、若い時は体力だってある。ところで昭和30年代の幼い子供時代の記憶が突如蘇ることがあり、いつも一人だった自分がいる、祖父母の家とはいえ、長く親とは暮らしていなかったようだ。記憶がはっきり残っている後年は会社の寮に入るまで親と暮らしたのだが、学童保育と塾で中学まではほとんど家にいなかった。中学1年の頃の塾での国語の先生が初恋の人で今惚れている女にその面影を見ている。一方で幼少期が霧にかかったままなのだ。老後、暇になったら突然蘇ってくるなんてことがあるのだろうか?

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