11月の収支

カッパドキア観光で散財したが、何とか今月も黒字で切り抜けることが出来た。ただ出稼ぎでこれかよという僅か10万円ほどの黒字であり、これでは出稼ぎとしては話にならない。最低でもこの4倍強ないと65歳までに老後必要と言われる2千万円に届かない。ということはひたすら働き、観光や買い物は出来ないことになる。この事実を出稼ぎ2カ月目で早くも突きつけられたわけである。やはり現実は厳しい。安い航空チケットを探しても欧州周りの日本行きANAは35万円もするので、日本に3カ月に一度帰るつもりなのだが、かなりの負担になりそうで考えものである。勿論ビジネス席の話でエコノミーではないが、体力的にエコノミーではしんどいので金を惜しむと帰国もままならないということになる。中東域内の5時間弱のフライトで根を上げるほど老人化している自分にはエコノミーは有り得ない。1日3千9百円節約出来れば、3カ月でこの金額を絞り出すことが出来るが、1日5千円の予算なのである。どう考えても、やって行けないだろう。貧困に近い話でかなり追い込まれているのである。そんなに辛い思いをしないと2千万円は達成出来ず、テロと接している国で働いても老後破産すると言う社会は一体何なのかと思う。要は貧乏人は死ね政策なのだと思う。若い時散財したといってもキチンと税金も保険料も払って来たのだ。なのに定年を迎えても、引退出来ず、年金は出ないので非正規嘱託の出稼ぎで働いているのだ。ボーナスが現役同様に支給されれば3年あれば十分に目標を達成出来るはずなので政府の中途半端な制度改正が恨めしい。結局は裏で政治家と財界人が繋がっているのだ。最早日本もやるしかないと思うのだが、若者よ、麻薬などに逃げている場合ではない、闘うべきだ。

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