サラリーマンのおこずかい

ネットを見ていたら、サラリーマンのおこずかいという記事があった。ランチ代含めて平均4万円などという調査は実態とは違うのではないかと思うくらい少ない。これでは銀座で飲むことも出来ないし、回っていない寿司も気軽につまめないし、庶民の味おでんさえ銀座では食べられない。どこか統計がおかしいか、恣意的に調査範囲を限定しているのではないかと疑ってしまう。嘱託の自分でさえ、現役の頃に比べれば大幅に減ったが、それでも一桁違う額を使っている。奥さんが現役で働いている友人などは嘱託の給料全額がこずかいであり、自由な生活を楽しんでいる。それにしても無期の正規雇用者3,680万人くらいが所謂サラリーマンで労働者人口6,830万人の半分くらいのようだ。大企業に勤める雇用者1,400万人のうち25%程度が有期の雇用者とすると凡そ1,000万人がマスコミが話題とするサラリーマンということになるのだろう。おそらくこの階層のこずかいの金額は違うものになっているはずだ。とは言うものの、この階層に重税をかけているのが財務省で景気が良くなるわけがないのだ。1,000万人で人口1億人の社会保障も国の借金も負担してくれという立て付けにて、これ以上はさすがに消費税で対応してもらうしかないと思う。富裕層にはいろいろご託を並べ立て増税しないのだから、いい気なものだ。こんな政府に対して暴動も起こさず黙っているのだから、多くの庶民も貧困化を自己責任として自虐的に受け入れざるを得ないと思っているのだろうか。或いは手取り15万円で何とか生きて行ければ良いのだろうか、怒りが政府に向かわない心情が良く理解出来ない。黙っているなら本当に自業自得になってしまう。竹槍でも良いから、手に手に竹槍を掲げ、数百万人で会期中の国会に乱入し、暴れまわるような事をしないと与野党ともに何も考えず、枝葉末節な事を言い合うだけで高給に胡座をかくだけだろう。ネットを読んでいて思うのだが、実力行使をしない自分達に全てが帰って来ているだけなのだ。ただフランスと違って日本ではデモが精々で実力行使は無理だろう。サラリーマンのこずかいから話がだいぶ脱線したが、マスコミに誘導され、政府に好きなようにやられている労働者が阿呆な輩として見下されているのだ。因みに写真は阿呆な私自身である。

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