日曜日も仕事

最近は日曜日も度々出張でイスラム圏で仕事をしている。日本を出るのは土曜日なのでずっと仕事をしている感じだ。1月は呑気に働き方改革などと言ってのんびりしていたが、2月以降どうもそんな事は言っていられなくなった。5月の10連休も休めそうにない。当分彼女とも、娘とも過ごす時間はなさそうである。娘の今月の誕生日も出張なのでかなりむくれているようで、相当に高いものにつきそうだ。こちらは給料が減っているのに、そんなのお構いなしだ。ところでイスラム圏でも市内の高級ホテルではライセンスを取ってアルコール類を提供しているが、目の玉が飛び出るくらい高い。一方でそんな事全く気にせずにドンペリを朝から気前よく開け、食事を楽しんでいる人達を見ると正直羨ましい。あちらは家族と一緒に休暇を贅沢三昧に楽しんでいるのに、こちらは仕事なのに出張手当では昼飯を食べたら終わりである。という事は夜はダイエットか自腹となる。酒代を出せとは言わないが、食事くらいはせめて実費負担して欲しい、現役時代は気にならなかったが、収入が半減した嘱託サラリーマンには辛い話である。こんな思いをしながら仕事をする必要があるのか?なのだが、厚生年金は直ぐは出ないし、保険会社の個人年金も65歳からの支給開始、退職金も65歳からの企業年金に回したので当面の生活費は稼がなければならない。住む所はあるし、借金はないのは幸いな事なれど、離婚し多少羽目を外し女子達と遊んだくらいの事で、遮二無二働いた結果が、この程度ではかなり残念な話である。とは言え結果責任は自分にあるので誰を怨むわけにはいかない。事実は受け入れてやっていくしかない。そんな事は分かりきったことだが、人間どうしても愚痴が出る。愚痴愚痴言わず、後5年頑張っていくしかないと思うが、同じ境遇の同僚と一緒になるといつも愚痴合戦となる。まあまだ愚痴が言えるだけ幸せなのかもしれない。

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