日本の外で稼ぐしかない!

日本はデフレ下で経済も人口も成長が止まり、下降傾向にある。日本にいる限り、縮小するパイを奪い合うしかない。日本国内では既存の大手企業による縮小する需要のロックイン化が進むので既得権益層とそれ以外の層との格差が一層進むだろう。企業も成長が止まった日本に留まる限り、この先成長はないし、従業員の給料も上がらない。配当が伸びないことには株主の支持も失うことになる。日本は国際金融資本の指示に従うかのような経済運営をしているようで財政赤字を錦の御旗として国民生活を圧迫している。日本は合計すれば外国に返すべき借金はないし、デフレなので国が借金を重ねても現時点ではまだ問題はない。この時期に何の為に増税するのか、理解出来ない。おそらく日本をこれ以上成長させてはならないという輩達に従っているのだろう。一方で何故国民が羊のように羊飼いたる官僚主導政治に黙ってついて行っているのかわからない。自ら貧困化しているわけで要は自らの手で自らの首を締めているわけだ。今や日本に留まっている限り、個人としても成長はない。企業も成長するには海外に出るしかないし、そういう企業を国民が株主として支え、企業は株主たる国民の期待に応えるといった成長戦略が必要だ。せっかくの異次元の金融緩和も国内消費や投資が盛り上がらねば意味はなく、盛り上がりを欠く年の瀬を迎えている。私自身は60歳になっても毎月海外に出張をし、新たなビジネスの創出に精を出しているのは、将来の株式配当企業年金制度の維持の為に少しでも足しになればという思いが少しはあるが、年金制度の改悪により日々の生活費を得る為に老体に鞭を打っているわけだ。60歳を超えても海外で働くスキルと経験があれば、給料が半額となり不満がないと言えば嘘になるが、サラリーマンとしては平均をはるかに超えるそれなりの処遇を受けることが出来る。別に東大に入る必要はないが、大手企業の採用において指定校とされる大学に入り、積極的に海外に出て英語プラスもう一つの外国語を操ることが、これからのサラリーマンには必要になるだろう。一度落ちこぼれると移民労働者と同じく人間扱いされない奴隷のような貧困労働者に押し込められて行く。デフレは人為的に作られている。その仕組みを理解していないものは悲惨な目に合うことになるだろう。

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