健康診断して元気でいてもなあ?

大型連休明け、出張から戻り、人間ドックを受診した。20年前から海外駐在時以外、日本で年1回受診してきた。費用は会社の健康保険組合が負担してくれるので経済的負担はない。数年に一回程度、追加検査となるが、幸い大事には至ってはいない。会社としては会社員を一人前にするのにコストがかかっているので、健康で稼いでもらわないことには困るのである。思えば大学を卒業して会社に入ると研修、研修で、それも毎週土曜日半年間だった。4年目には海外留学させられた。そのお陰か、そのせいか、定年後も、いまだに海外の仕事をしている。12年目には中国担当となり、今度は半年間、中国語を勉強させられた。30代も半ばで本当に苦しかったが、後の台湾の仕事では随分と楽しい夜を過ごした。これは余談ながら、会社も人にはそれなりに金をかけるので人間ドックとなるのだろう。会社でもそれくらいは考えるのに日本の政治家や官僚は国民を足蹴にし過ぎだ。日本は税負担が軽いと言い募り、それで貯めた民間貯蓄が国債を吸収して国の財政赤字を支えてきたが、経済が成長しない中、いつまでも支えられないから財政再建が必要だという財務官僚に騙されて来た。何となく消費税の増税が必要かなと思わされて来た。実は日本のGDPを固定化するのが、日本政府の基本政策なのだ。国民が貧困化しているのに唯々諾々と連合国の言いなりになっているのが敗戦国日本政府なのだ。日本国民はいまだに罰せられている、それが国民の貧困化なのだ。このまま行くと日本国内の生産年齢人口が減っていくので供給能力が低下して行き、供給力が破壊され、いずれ需給ギャップが解消し、次第に需要が大きくなり、インフレとなる。そしてハイパーインフレーションとなり、日本国経済は破綻する。これが連合国のシナリオなのだろう。日本政府には経済成長を促進するつもりはないのだ。官僚はわかっていて今の破滅の政策を遂行している。確信犯であることは間違いない。彼等は馬鹿ではない。そして自分達だけ逃げ道を作っている腐った輩なのだ。こんな日本で元気に生きていて何があるのか哀しくなってしまう。もう人間ドックは不要かもしれない。
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