たまの日曜日は温泉に浸かる

今日は稲城市の温泉&岩盤浴にいる。マッサージに理容室とレストランもあるのでここに来る時はいつも半日過ごし、さっぱりして月曜日からの仕事に備えることになる。当に庶民の憩いの場であり、常に多くの人で賑わっている。水曜日からはまた出張であり、次の日曜日はイスラムの国で仕事の予定でまたフル稼働となるので貴重な時間でもある。岩盤浴の後、風呂で汗を流して休憩所でゆっくりしていると娘からテキストだ。エステ代を送ってくれと、半年で40万円、下手に会ってあれもこれもとおねだりされても困るので黙って送っておくしかないが、甘すぎる親父であることは認識している。要は甘えて欲しいという顔をしているのが悪いのだろうが、さりとて怖い顔をして連絡が来なくなるのも淋しいので仕方がない。これで2月の収支も赤字に転落である。働けど働けど我が暮らし楽にならずというのはピンボケながら気分的には貧乏感満載なのである。つまりは定年後の給料半減が、これだけのインパクトがあるとは、今更ながら、嘱託制度なるものが恨めしい。会社から言わせればサラリーマンの平均給与の倍以上の仕事があるだけ有り難く思えなのだろうが、一度手にした現役時代の給料が当然という気持ちを中々整理出来ず、現役並みの給料を提示されたら、いつでも転職するのだが、定年退職者にそうそうそんな条件の良い仕事があるわけない。快晴の空の下、そんな下らぬ思いに囚われながら、石釜風呂に一人浸かる。冬の冷たい風と熱いお湯のバランスが抜群で思わず長湯をしてしまう。身体が温まったら、少し涼んで、マッサージにかかる。飛行機で疲れた身体には本当に有難い、90分フルコースでお願いする。気がつくと昼時であり、冷えた生ビールにネギトロマグロ丼を頂く。締めは砂肝に芋焼酎ロックである。お腹が落ち着くと水素水を大量に飲み、涼しめの岩盤浴に入る。いつものようにうたた寝をする。汗だくとなり、目が覚めると、また水素水を飲みに行き、涼んだら次は暑めの岩盤浴に入る。あっという間に汗が滴り落ちてくる。身体の老廃物が流れ出ている感じだ。岩盤浴用のウェアがびっしょりとなったらシャワーを浴びに温泉の洗い場に向かう。さっぱりしたら露天風呂に浸かい、サッときりあげて髪を乾かし、身繕いをする。休憩所で休んだら、後は車に揺られて帰るだけである。どう誤魔化そうと実質現代の奴隷ではあるが、サラリーマン層にも少しは楽しみがあっても良いとつくづく思う。

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